Bandolim (バンドリン)
フラットマンドリンがヨーロッパからアメリカにわたって発達したマンドリンだったのに対して、ポルトガルスペインからブラジルなど南米に渡り発達したマンドリンがバンドリン(Bandolim)です。すなわち地方によってはマンドリンとバンドリンは同一楽器であったりします。(ポルトガルとかね)

であるからして、チューニングもマンドリンと同じで低い方からGDAE(ソレラミ)で、複弦。演奏方法はクラシックマンドリンよりもフラットマンドリンに近くトレモロは多用しません

楽器の形状はA型、ティアドロップ型フラットマンドリンに近いです。言えば、もっとフラット。

主に演奏されるジャンルはブラジルの伝統的な音楽であり、ボサノバの原点とも言われるショーロです。

Jacket of Jacob do Bandolim (ACD)// © Jacob do Bandolim

グリスマン、パットン、マーシャルをはじめ、多くのフラットマンドリニスト他にも影響を与えたバンドリン奏者で偉大なお方がおられるのでその人を挙げておきます。彼の名前はJacob do Bandolim(ジャコー・ド・バンドリン)。もちろん本名ではなく、本名はJacob Pick Bittencourt(ジャコー・ピッキ・ビテンクー)といいます。(ヤコブと言いたくなりますね・・・)

数多くのショーロ曲を書き上げた彼は、プレイヤーとしてもコンポーザーとしてもすばらしい人でした。今演奏されているショーロのうち大半はこの人が書いたものだと思います。